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2月の動物病院の風景。

ごきげんいかがですか、メルコのたかはしです。

今朝の冷え込みはきついですね。風もきついし。

みなさん、温かくしてお過ごしされていますか。

 

さて、じぶんちでは我が子にやさしいおくるみを愛用しているんですが、

ふと、このおくるみを企画したときのことを思い出しました。

先代のメルが病で毎週のように通院していた頃です。

ちょうど寒い寒い2月頃でした。

待合の椅子に腰を掛け、メルを抱っこして呼ばれるのを待っていました。

なにげにあたりを見渡すと、自分と同じように我が子を抱っこしている人たち

がいました。

僕も含めてみんな我が子を毛布やフリースでくるんで抱っこしていました。

寒くないように、安心するように。

そんな気持ちで僕もメルをフリースでくるんでいました。

その時ふと、くるむってなんだかやさしさのある、愛情表現のひとつなんだな、と思いました。

人間のあかちゃんも必ずおくるみを使用する時期があります。

あのやさしさをわんちゃんのおくるみでも表現できたらいいな、と思いました。

 

自分がつくるならどんなおくるみがいいかな?

温かいことは当然として、

まず第一に考えたのは肌触りがよいこと。

そして簡単に洗え、乾かしやすいことでした。

そしてなによりも、気持ちがあがるデザインであることでした。

 

理由は、フリースや毛布は温かさは抜群だけど

化繊なので、皮膚の悪い子には不向きだし、

シニア犬はどうしてもおしっこや嘔吐などで汚れやすいから

簡単に洗えてすぐ乾く方がいい。

そしてどうしても我が子が病だとつらい気持ちになり、気分が落ち込んでしまう。

そんな暗い気持ちを払拭して上を向けるデザインが大切だと。

すべて自分の体験からわかったことです。

 

となると、やはり人間のあかちゃんのおくるみで使用されている

パイル地、タオル地かなと思いました。

 

長く愛用してほしいので上質の素材をセレクトしよう。

泉州タオルを使用することにしました。

泉州タオル詳細

色は気持ちが明るくなり、飽きずに長く愛用できることを考慮して

オフホワイトにしました。

縁取るパイピングは元気な印象のあるストライプ。

刺繍は前向きな気持ちになれるおひさまをモチーフに。

 

このおくるみに仕上げのアルファフレッシュ加工をしたら

最高のおくるみが完成しました。

その名もやさしいおくるみ

アルファフレッシュ加工詳細

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

そんなおくるみも、温かいので冷え性な僕のひざ掛けになっています(笑)

我が子も膝の上で気持ちよさそうに寝ています。

一石二鳥(笑)

 

それではまた!

 

メルコたかはし